だるまさんが転んだめっちゃ楽しい
さっき卒論のイントロダクションを指導教員の先生にメール提出したら、1分で「ここは直してください」と返信が来た。なかなか卒論完成への道のりは遠い。
今日はn年ぶりに「だるまさんが転んだ」をして遊んだ。ついでに「だるまさんの一日」もした。そのことについて書こうと思う。
ちなみに、だるまさんが転んだをしたのは中学校以来、もしかしたら小学校以来かもしれない。そして、今日はめちゃめちゃ楽しかった。
「だるまさんが転んだ」がどんな遊びなのか知らない人はほとんどいないと思う。
おにが「だるまさんが転んだ」と言っている間にほかの人たちは後ろから近づき、おにが言い終わった後にこちらを振り返ったら全員止まらなければならない。おにが振り返ってこちらを見ている間に動いてしまった人は負け、というのがおおまかなルールである。
私も、だるまさんが転んだのルールは十分に理解していた。はずだった。
「はじめの一歩」。だるまさんが転んだはこのひとことから始まることをすっかり忘れていた。
「ストップ!!!」。おにはタッチされたあと、この言葉を言わなければならないことを思い出せなかった。
そう、だるまさんが転んだの「ルール」は覚えていても、その手順はわりと忘れていたのである。あのころにはあんなにも当たり前だったものをすっかり忘れてしまうとは、月日の流れとはなんと残酷なことか。
そして、「だるまさんが転んだ」も「だるまさんの一日」もめちゃくちゃ楽しい。しかもなんと無料。
「楽しむため」にミーティングで「アイスブレイク」とかいうカタカナでかこつけてよくわからんゲームをする必要も、まるで当たり前かのようにサークルの集まりのあとに3000円払って居酒屋に行く必要も、大学生のノルマであるかのようにダーツに興じる必要も、懇親会とかいう会で立食パーティーをする必要も本当はないのである。
全人類「だるまさんが転んだ」をしろ。
(まあさすがにそれは言いすぎだが)だるまさんが転んだ然り、こおりおに然り、てつなぎおに然り、かごめかごめ然り、幼いころに遊んでいた遊びで私たちはまだまだ楽しめる。そして、それらを見くびってはならない。
だから、みんなでこおりおにがしたい。かごめかごめがしたい。かくれんぼがしたい。缶けりがしたい。じゃんけん列車がしたい。ハンカチ落としがしたい。
一度原点に返って、みんなでそうやって遊びたい。たまには大人がそういうふうに遊ぶ日があってもバチは当たらないんじゃないかなあと思う。